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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第24章 束の間の休息
髪を優しくかきあげられ、頬を掠めた指先の感触に、熱が灯る。
はっきりと宣言された、気恥ずかしさと、信玄様の温もりを待ちわびる気持ちとが、甘くせめぎ合う。
「あ、でも…」
少し心配になって、信玄様を見上げた。
「お身体の具合いは、大丈夫なんですか?」
戦のあとも何かと忙しかったし、長旅だったから、疲れてるんじゃないかな
普通の人でも大変なのに、信玄様の病気は一度、悪化している。
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