• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第24章 束の間の休息



髪を優しくかきあげられ、頬を掠めた指先の感触に、熱が灯る。

はっきりと宣言された、気恥ずかしさと、信玄様の温もりを待ちわびる気持ちとが、甘くせめぎ合う。


「あ、でも…」

少し心配になって、信玄様を見上げた。

「お身体の具合いは、大丈夫なんですか?」

戦のあとも何かと忙しかったし、長旅だったから、疲れてるんじゃないかな

普通の人でも大変なのに、信玄様の病気は一度、悪化している。

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp