• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第22章 裏切りと同盟



ワームホールの出現する日までに本能寺に行かなきゃ…。移動時間も考えると、あまり余裕はないな

でも…このまま離れたくない…
こんな身体で…本当は戦になんか行かせたくないよ
なんのわだかまりもなく信玄様の元へ行けるようになったのに…


「こっちを向いて、乃々」

私の心の声が聞こえたのか

頬を両手で挟まれ、顔を上向かされる。

「心配を晴らすために、約束をひとつしようか」

「約束?」

「ああ」

そのまま、端正な顔が近づいて……私の唇に口づけを落とした

「今は、これだけだ。帰って来たら、続きをしよう」

信玄様…

「……はい」

気持ちが溢れだして、気づいたら頷いていた。


/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp