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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第22章 裏切りと同盟



考えがまとまる暇もなく……泣きたいほどよく知っている声が、響いた。

「邪魔するぞ、織田軍の野郎ども。……それに、美しい姫君」

その愛しい声のする方を見ると、私の心配をよそにいつも通りの信玄様が立っていた

あ…

その姿に安心して、じわりと涙がこみ上げる

信玄様…良かった…

目が合って、ぱちりとウィンクされる。

もうっ…こっちは心配で気が気じゃなかったのに!

そのウィンクに思わず笑みがこぼれた

肩の力を抜いて入ってきた信玄様と対象的に、幸村はぴりぴりした顔でつきだ

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