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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第21章 二人の想いは一つに





「乃々のことをあいつらに任せるのは気に食わないが…今回は、致し方ない…」

不満そうに呟いた
そして、私の瞳を真っ直ぐ見つめる

「乃々、この戦が終わったら、一世一代の賭けに出よう。だから、それまで無事でいてくれ。いいな?」

「はい。信玄様も…絶対に死なないで」

明日、死地へ向かう背中を、私は引き止めることができない。

だから、その代わりに未来へと繋がる約束を差し出した。

「ふたりで、生きた証を、たくさんたくさん作りましょう」


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