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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第20章 貴方のもとへ
目を伏せたまま、淡々と語る信玄様
「ここに…置いていくことになるアイツらは?」
私の頭の中に、信玄様を慕う幸村や家臣の人たちの顔が浮かぶ…
そんなこと…言われたら…
心のどこかで、一緒に500年後に来てくれる
そう思ってた…期待してた…
一緒に生きてくれる
と…
「…保障は…何もできません。」
絶対に治ると言い切ることも、この時代に確実に帰れる約束も私にはできない
信玄様の言葉に私は何も言い返せなかった
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