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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第20章 貴方のもとへ
暗い夜が来ても、戦に決着がつかず
織田軍、武田・上杉軍、顕如軍はそれぞれ引き上げて、束の間の休息を取る。
今日のところは、どちらの武将も怪我なく引き上げたと聞いて私も安心していた
信玄様…病をおして戦ってるけど、大丈夫かな…
倒れたりしてないかな…
ただ、その想いがよぎって、切なくなる
ふぅ…
ため息一つついて
私もそろそろ戻ろう
自分の天幕へ歩き出すと
「乃々さん」
私を呼ぶ声に近くの木立に目を見張る
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