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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第20章 貴方のもとへ




「馬鹿言うな、謙信。これからが宴の本番だろうが」
ニヤリと笑う信玄

「信玄!!」

信玄は謙信の声に振り向きもせず、馬を駆ける。

「首洗って待ってろよ、信長。お前を殺すまで…俺は、死ねない。地獄への道連れに野郎はごめんだが、お前の首なら話は別だ」

信玄は無造作に懐に手を入れ、固く結ばれた二つの袋を取り出し握りしめると

「–––まだ、死ねねぇ」

信玄は影のある微笑を浮かべ、再び袋をしまった

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