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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第1章 甲斐の虎






「い…家康っ!…さん?」


その声に我に返り、ハッと振り返る



「家康でいいって言ったよね?同じこと何回も言わせないで。」

チラッと横目で睨まれ

「ごめんなさい…」

ボサボサの頭で小さく謝った

「いいから。遅いから迎えに来たんだけど。もう煩わせないでよね!行くよ。」

はぁっ〜

面倒と言わんばかりのため息一つついて歩き出す

あ、ため息つかれた…
うぅ…どうしてこんな目に…


未だ離れない後悔の念。


ボサボサ頭のままうな垂れ、足早に歩く家康の後を兎のようにピョコピョコ付いて行った



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