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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第18章 別れの時


どうせ現代へ帰ってしまう私が、これ以上信玄様に踏みこむことはできない


「…………」

何も言えないや…
なんて言っていいかわからない…


信玄様は立ち上がり、黙ったままの私を見下ろした。
大戦を前に気がたっているのか、すでに獰猛な獣の眼になっている…


「伝えるべきことは、これで伝えた。信長にはすでに君を解放すると伝えてある。明日、君を織田領との国境にて使者に引き渡す手筈だ。早朝の出発になるから、準備を整えておくようにな」


……明日?!


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