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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第18章 別れの時



その言葉に冷静だった、私の心が一気に騒めきだした


じゃあ……もう……会えない


これで……最後?


信玄様を見上げると
目が合いそうになった瞬間、目を逸らされ

「むさくるしい城に咲く一輪の花を失うのは残念でならないよ。元気でいろよー」

最後に信玄様らしい言葉を残して、部屋から出て行った


……最後の最後まで…女垂らしだな……


ふっ…とこみ上げる笑いとともに、冷たい涙が頬を伝った



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