• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第17章 隠された半月、半分の心



ひどく優しい口調が、かえって切なさを加速させた

「君の故郷の秒っていう言葉、気に入ったよ。」

「え?」

信玄様は私の前に膝をつき、そっと頬に手を伸ばした。


「なあ、乃々……俺が君といられるのは、あと何秒なんだろうな」


「…信玄さ…まっ!?」


どういう、意味–––

尋ねようとした瞬間、たくましい腕が私の身体に伸ばされ……

あっ

信玄様の腕の中に、荒々しく抱き寄せられる。


/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp