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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第15章 歪な月、歪な関係




「…次は信玄様のこと聞いてもいいですか?」


「俺のことを?」

「はい。隣に座ったら、どんな質問にも答えてくれる…あの駆け引きはまだ有効ですか?」


少し離れたところに座った信玄様が、月を見上げながら口を開いた


「好奇心が過ぎると火傷するぞ、姫君」


「し、信玄様だって、私のこと聞いたじゃないですか」


「俺が思うに、男女の機敏ってやつは戦と同じだ」

信玄様の瞳がより一層深まり、私を見つめて離さない

「どう言う意味ですか…?」
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