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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第11章 城下の逢瀬



「これは高価だからね〜。普通のお客さんには出さないんだ。でもお嬢さんは信さんの連れだから特別だよ」

だから奥に連れてきたんだ
信玄様はここでも女の子に……プレゼントとか買ってるのかな


「ここでもあの方は有名なんですね。いつも女子に贈り物を買ってるんでしょう。」

「いやいや。お嬢さん、信さんは旅商人やってるから、ここで仕入れしてくれてるんだよ。確かに色男だからね〜。女はほっとかないだろうな。しかし、こんな可愛いお嬢さんにやきもち妬かせるなんて、信さんも罪な人だ」


主人が冗談混じり私に言うと、あははと笑った

やきもち??私が??


「や、やきもちなんて焼いてません!!」

「だってあんたたち恋仲だろう?その着物も合わせたんだろ?合わせた着物で歩くなんて粋だねぇ」

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