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スノードロップ【ヒロアカ】

第10章 林間合宿前の一休み


テンテン♪テンテン♪

「〜ッチなんだよ」

夏休みも何日か過ぎた、消太兄と朝食を共にしたあとアラームも設定せずバッチリ二度寝を決めていたのに俺のスマホからは煩く音楽がなる
しばらく経っても切れないので仕方なく出る

「...なに」

「もしかして今起きたところ?」

「.........」

消太兄かと思ってでたのに声の主は女で画面を見ると“梅雨”の2文字

「ちゃん?」

不安そうな声が聞こえて我に返る

「あー、ごめん、画面見ないででたから。今起きたところ。何か用事?」

「いいのよ、今から皆で学校のプールで遊ぶところなのちゃんも来てくれると嬉しいわ」
(寝起きは機嫌が悪いのね)

「え、今から、、あー」

「おいでよ!皆でビーチバーレーしよ!」

芦戸の煩い声が聞こえ余計に行く気を失うが同時に目も冷めてしまった

「...準備して行く」

「ケロ 嬉しいわ」

“またね”と電話を切って支度を始める

(だらけてるよか体動かした方がいいに決まってるしなぁ)















「あれ上鳴と峰田なんで死んでんの」

プールに入ると死体のように寝転んでる2人に出迎えられる

「あ!ちゃん!こっちこっち〜!」

麗日に呼ばれ女子のなかに入りビーチバーレーをする


「おい、峯田」

「おう!」

((想造、思ってたよりデカい!))

「キモっ」

「心の声読むなよ!」

「いや、滲み出てるから」

俺は一旦水から上がる

「もう帰るん?」

「いや、普通に泳ぐ」

50、100、150、200 気が済むまで泳いで上がると注目が自分に集まっているのが分かる

「え、なに」

「すごーい!!めっちゃ速いじゃん!!」

「お前、水泳やってたのかよ!」

「やってないし、これくらい普通でしょ」

「テメェ!俺と勝負しやがれ!」

「なんでだよ、めんどくさい」
(つーかいつ来たんだよ)

「確かにいい案だな!皆、男子全員で50m誰が1番速く泳げるか競争しないか!想造くんは1番速かった人と勝負ってことでどうかな」

(なんでやる前提なの)

「飯田さん、私達にもお手伝いさせてください」

「ちゃんファイト〜!」

「はぁ、分かった分かったやりぁいいんでしょ」

「ぶっ潰す」

俺は強制参加で50m競争が始まった
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