第4章 ヒーロー基礎学
「格好から入るのも大切な事だぜ少年少女。自覚するのだ...今日から君はヒーローなのだと」とオールマイトは言った
俺のヒーローコスチュームは黒のインナーに膝裏まで長さのある黒いロングパーカー(内側には武器がしこめるよう無数のポケット)、膝上丈の黒い短パン腰には木刀がさせるようベルトをしている。そして両太腿にレッグシースがついている。靴は少しヒールのある黒いレースアップブーツで地面と0距離からでも瞬発力が出るように細工をしてもらっている。
「君らにはこれからビィラン組とヒーロー組に別れて2対2の屋内戦を行ってもらう」
生徒の質問が続々とオールマイトに投げられる。オールマイトはカンペをみながら実習の内容を説明をした。
状況設定はビィランはアジトの何処かに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーローは時間内に配られるテープでビィランを確保するか、核兵器を回収するか(触るだけでよし)。ビィランは制限時間までに核兵器を護るかヒーローを捕まえること。
説明し終えるとオールマイトはチームを分けるためクジ引きの箱を出した
皆引いていく中俺の番になりクジを引くと黄色い球に赤文字でアタリ!と書かれたものが出てきた
「...オールマイト先生これは」
「おお!アタリ!!だ!A組は奇数だからね余まった1人には1対2でやってもらう事にした」
「そうですか」
(ラッキー、個性も知らない奴と合わせてやるとか無理だし)
全員が引き終わりチームが確定したところで次は当たるチームのクジ引きが始まった
最初はヒーローがAコンビ(緑谷、麗日)ビィランがDコンビ(爆豪、飯田)。他の皆はオールマイトに連れられモニタールームに向かった