第2章 出会い
「兄さん、準備が出来ました。」
今日は人虎捕獲を行う日。
その人虎には70億円も賞金が、かけられている。
「判った」
兄さんの部下、樋口さんがその人虎をおびき寄せる。
「気を付けてくださいね」
兄さんは爆弾を交番に届ける役目。
私は樋口さんと行く。
「嗚呼、 もな」
別れる際、兄は私に伝えた。
「はい」
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人虎をおびき寄せる事に成功した。
樋口さんは銃を構え
「我が主の為___
ここで死んでいただきます」
「こいつら……」
「ポートマフィア……!」
私はそのやり取りを傍で見ている。
手は出さない。
人虎が死んでもらったら困る。