第3章 参
「貴方のような強さがあれば私の日輪刀の色も変わるのかな。」
傍から見たら何気ないごく普通の刀だ。
の周りは色が変わっている人が多かった。
杏「む!ところで君の名は?」
「」
杏「、強さを求めるか!!それなら俺の継子になるといい!!」
真面目な顔つきからいつも通りの声の大きさと表情に戻った杏寿郎をポカンと眺めた。
継子って弟子にするってこと?この人の?ていうか今更だけど誰なんだろうこの人は。
隠「炎柱様、頼まれていた任務が完了致しましたので私達はこれで失礼致します。」
どこからともなく現れた隠しの言葉に目を丸くした。
柱…?柱って甲の中でも最も優秀な隊士と言われている…?
杏寿郎の存在を知った瞬間、先程までの無礼な態度や馴れ馴れしい発言にサッと血の気が引いた。