第14章 なんか様子が…?
夕餉の時間
私は広間に向かっていた。
(今日の夕食はなにかな~)
「やぁ、天女!」
声をかけてきたのは信玄様だった。
「信玄様!」
「急に悪いな、夕餉を一緒に取ろうなんて」
「いえいえ、どうせ一人でしたし、幸村とかみんなで食べた方が楽しいですから!」
「幸村、ねぇ~(ニヤニヤ)」
「?なぜ信玄様までニヤニヤしているんですか?」
「いや、ちょっといろいろあってね、俺の他に誰がニヤニヤしていたんだ?」
「ニヤニヤっていうか、、佐助くんもなんかいいことがあったらしくて…でも、教えてくれないんですよ!」
「へ~、でも多分いつかなんでかわかるんじゃないかな~?」
「信玄様も知っているんですか?なにか教えてくださいよ~」
そんなこといっている間に広間についた。