• テキストサイズ

ツンデレ君と人見知りちゃん【イケメン戦国】

第4章 顔合わせの夕餉


「おぉー、きれいな天女が舞い降りたものだ」と誰かが言った。少し固まっていると、
「失礼した。甲斐の虎、武田信玄だ。」
「ところで天女、今日の夜俺の部屋に来ないかい?」
「えっえっと」
「信玄様、早速口説かないでもらえますか」と別の声がした。
「いいじゃないか、幸」
(幸?)
「どこがですか、彼女すごい困った顔してますよ」と幸が言うと、佐助さんがすかさず、
「いや、これは困っているんじゃなくて緊張している顔だ」「もしかして、弥生さん、人見知り…?」


「あっえっと、そ、そうで、す」
そう言ったあとに私は、恥ずかしくて、固まってしまった。
/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp