〈男主 BL R18〉 夢、鳴り止まぬ鐘。鬼滅の刃
第4章 番外編:交わらなければ出れない部屋in主and男達
「…おい、ぜんいつ…?」
返事がない善逸の顔を覗くと、思わずヒュッと喉が鳴った。獲物を狙う、まるで獣の目だ…。恐ろしい、ただその一言のみが、今の彼に一番似合っている言葉だろう。
「純くん…俺、もう我慢できない」
「ナ、ナニヲデショウ…」
「えっちしよ…?」
ニヤリと口角を上げたその顔は、堪らなく色気に満ちていた。
ーーーーーーー善逸side
「む、むり!絶対いやだ!」
「そんなこと言わずにさぁ…ほら、体は正直だね?」
「お前頭おかしくなったか?!怖いんだけど!」
必死で抵抗する純くん、可愛いなぁ…。俺は普通に女の子が好きだったんだけど、普段の純くんの優しさといい色気といい、もう惚れたよね。今だって、涙で潤んだ瞳に火照った肌、はぁはぁと息をあがらせ、時に声が漏れる彼に、理性を保てる訳ないよ。
「純くんってさ…耳、弱いんだっけ?」
「ち、ちが…ひっ?!ちょっと、舐めちゃ、ぁ♡だめ、だめだからっ♡」
「ふふ、抵抗してるの?でも力が弱まってる…腰が抜けた?」
「ん、みみもと、ダメだって…ほ、ほんとに、だめだ…!」
「でもシないと出れないよ?」
「耳舐める必要ないでしょ…」
「ほら、前戯だから」
「あ、そうか(?)…でも俺が下っておかしいだろ!」
「え?おかしくないんですけど?そんなに物欲しそうな顔して上とか、そっちの方がありえないんですけど?」
「も、物欲しそうじゃないし!」
「下の方が何もしなくていいから楽だと思うよ!さあしよう!」
「ちょっと強引すぎません???」
「純くん、くどいよ」
「はぁ?それはお前が…っ!んむぅ、ちゅ♡ふぁ、えぁ♡らぇ…♡」
「ん、黙っててね」
「お前何処でそんな技覚えてきたんだ…」
出るためならしょうがない、と諦めたようにぐたっとした純くんに好き放題する。
太腿を撫で回したり、耳を噛んだり、極め付けは、下着の上からブツを触ったりした。
「ぜんっ、いつ…も、もう良いだろ…?」
「…分かった。」