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汚れつちまった悲しみに -花-

第9章 あわあわ




びくっ
「中也さ····ん」

「あっ、声出して悪い···だが···俺の前から消えないでくれよ」

ふわっ
なでなで
「大丈夫ですよ。私は泡になりませんから。」

「ほんとか!?」

「えぇ」

ーーーーーー·····

「最近中也は海に関する本ばかり読むのぉ」

「姐さん。」

「色んな本を読むのは今後に大切やからのぉ」

パタン
「あの、姐さん」

「どうした?」

「ーーー」


ーーーーー····

ぱちくり
「えっと、中也さん?」

「あぁ?何か文句あるのか?」

「いえ、ただ····何故水族館に?」

「何となくっ···だ!ほら行くぞ!」

··ふっ
「中也さん」

「なんだよ!」

キュッ
「今日は1日よろしくお願いします」

キュッ··ーーーん
「お"っ··おぅ!」
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