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汚れつちまった悲しみに -花-

第8章 はじめて




「多分。周りの奴等のみに効くタイプだな。俺や···あいつ等達には効かねーよ」

「····そうなんですか(太宰さんにあとで特別なマフィン作ろう)」

「でも太宰の野郎もボスらしい事するんだな···さて中に入るぞ!」

「はい!」

からんからん。


彼奴と話をするのは楽しい

店に行けば会える


ちょん
「これは?(コウモリ可愛い)」

「ちょっとした雑貨だ」

「ありがとうございます中也さん!」

可愛らしいコウモリの髪留め

「それじゃまたな」

「はい!」

「····天音」

「はい?····っ」

俺は何を思ったのか、ちょっとだけ浮いて


彼奴の頬にキスをした



ぽん




「····ち··中也さん···///」

「額のキスは···"祝福"だ」
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