第2章 かざぐるま
かああ
「っ、ばか!ちげーよ!!///」
にや
「そうかい~?何かあんちゃんやけに彼女と一緒にいる事が凄く幸せそうに見えたんだがな!」
「此奴は、····っ··天音だ!」
「そうかい!だけどあんちゃん··彼女と祭り楽しめよ~!」
「ったりめーだろ!ほら行くぞ天音!」
「はい!··失礼します。また来ますね」
「毎度あり~~~」
ーーー···
ずんずん
(何が彼女だ!天音は天音だ!!///)
「中也さん、そんなに急ぐと···きゃっ」
私は思わず足を躓き、転けそうになる
だけど痛みは来なかった。
「おや、これは随分と可愛らしいお嬢さんだ事」
「すみません、ありがとうございます」
知らない人に支えて貰っていた