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汚れつちまった悲しみに -花-

第8章 はじめて




ーーーーー····

ごろん
(なんであの時太宰の匂いしたんだ?··まぁ俺には関係ないが···)

焼き菓子

ふわふわ

甘い


むむむ····。
がばっ!
「あー!記憶消してくれよーー!」

ガチャ
「中也うるさーい」

「····うるせえよ。また焼き菓子···違う」

「これ?之(これ)はマフィンって言うお菓子だよ。そんな事も分からないなんて~中也は子供だな~」

ぶちっ
「うがーー!殴ってやるー!」

ひらひら
「殺れるもんならやってみなーー!」

太宰から匂うのはあの人間


★★★

ざっ。
(別に···マフィンが気になるとか焼き菓子が食いたいとかじゃねーし!)

からんからん
「······」

「いらっしゃい」

「ーーーっ」

?!


は?

店にいたのは


「鉄砲玉喰らったような顔してるね」

吸血鬼の主
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