第8章 はじめて
「シグマさんお疲れ様です」
しゅるっ
「うん、お疲れ様」
「そうだ!今日のお礼にマフィン作ったのでよかったらどうぞ」
キョロキョロ
「あの悪魔はいないよね?」
「太宰さんはいませんよ!」
ふにゃ···。
「よかった。···今食べていいかな?」
「はい!」
あー···ぱくっ
「ーー!、おいしい」
「変な味はしないですか?」
ぶんぶん
「全然しないよ。··凄くおいしい」
「そしたら··このマフィンをお店に出そうか悩んでるんです」
「出そうよ!これは誰もが好きなお菓子になるよ。勿論私も手伝うよ。」
「そしたら毎日はやめて週に2回ぐらいに販売しましょうか」
きらきら
「うん!」
からんからん♪
「また明日。天音」
「また明日よろしくお願いします!」
パタン。
(さて···戸締りして)