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汚れつちまった悲しみに -花-
第6章 ぬくもり
すたすた
(結局姐さんに教えて貰ったのは···)
ーーーー····
「素直に言えば天音も怒らぬよ」
ーーーー···
(って言われただけ···素直に言えばって何を言えば)
曲がり角で
どん☆
「わっ」
「きゃっ!、ごめんなさい怪我は···中也さん?」
ぶつかった拍子にバランス崩れて
もにゅ···
(やっぱり···当たる)
天音の体に埋もれる。
「···ちょっとこのまま」
「倒れたままだと服が汚れますよ?」
「なら··」
「··?」
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