• テキストサイズ

汚れつちまった悲しみに -花-

第6章 ぬくもり




天音から色んな感情を教わる。

だがこれだけは天音には言えない


(彼奴に···触れてみたい)

最初はよく分からなかった。

天音に優しく抱きしめられた時は分からなかったが。

寝てる時に当たる



ふにっ。···って言う

(あれは··なんだ?)

最近俺の体はおかしい


彼奴を見てる時、寝てる時···必ず体がおかしくなる。

うぐぐ··
(姐さんに聞いてみるか···)

ーーーーー·····

「何か困り事でもあるような顔をしとるの中也」

「あの···姐さん··俺··」

「どうしたかぇ?」

ぐっ
「天音を見てると···こう体が··疼く」

「···!?」

「姐さん?」

ふるふる
「今日の夕飯はお赤飯炊こう」
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp