• テキストサイズ

汚れつちまった悲しみに -花-

第3章 こわれたこわれた




パタン

コッコッコッ····
(食欲はある、首領から頂いた薬も飲めた。明日あたり様子見だな····あっ)

中也さんの部屋から出てちょっとした所に太宰さんがいた。

「お疲れ様です太宰さん」

「誰かさんの分まで任務だからね」

(怒ってるな···)

「なにか飲みますか?」

「あったかいの」

「部屋に持っていきますね」

ぎゅむ
「一緒に行く」

離れないこどもがもうひとり


ーーーーー·····


こく···
「······」

「どうですか?」

「あまい」

「疲れには甘いのが1番ですからね」

「さっき中也の部屋通った時に君は「中也」って呼んでいたね。なんで?」

「·····(理由ないんだよな···)」

「言えないこと?····まさか中也が好きなの?」
/ 118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp