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汚れつちまった悲しみに -花-

第3章 こわれたこわれた




「なぁに?、中也」

私は母親のいない中也さんに寄り添う。

首領から渡された書類を見た時顔が青ざめた。

中也さんは人間ではなく"人外"
作られた人間

だから感情も分からない

「····天音、か」

「お腹空きましたか?」

「少し」

「そしたら、お粥を作りましから食べましょうか」

「あぁ···うわっ!」

無理に立ち上がる中也さんは体勢を崩す。

どさっ
「大丈夫ですか?」

「あっ····あぁ(柔らかい)」
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