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汚れつちまった悲しみに -花-

第2章 かざぐるま




「いいのか··?俺も···太宰みたいに··寄り添う事を」

「いいですよ。」

「俺が···欲しいと思ったら、近寄っていいのか!?」

「いいですよ」

ぼろぼろ···
「···何も知らない俺を、好きになってくれるのか?」

「···中也、おいで」


ぎゅ····
「俺は天音が好きだ···!天音···天音···かあさん」




かざぐるま、

くるくる

幼い子供が口に吹きかけて、楽しそう
周りは今日と同じ青色の星空


生まれた事を認められ··何も知らない子を優しく包むかざぐるま
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