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人間失格 -愛-

第2章 あいあい



(首領の言う通りだ···)

私は太宰さんを立たせる。

「何その手」

「手··?」

「···がさがさ」

「あ··部屋に戻ったらクリーム塗りますね。それでは失礼します」

私が太宰さんの隣を過ぎようとしたら

重なるタイミングを掴まれたのか


「何で君は私を助けたの?」

きょとん
「···ダメでしたか?」

「当たり前だよ、君が私を助けたから死ねなかった。」


「何故死ぬんですか?あなたはまだ若い子、死ぬ理由が知りません」
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