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人間失格 -愛-

第4章 わらってわらって




どんがらがっしゃーん!!!
「おらぁ!クソ青鯖野郎!!何天音を泣かしてやがんだぁ!」


ぎゅぅ~~···
「中也さん落ち着いてください!私はもう大丈夫ですからー!」

がおお!
「落ち着いていられるか!先程までわらっていたのに今は泣き顔じゃねーか!」

ぴん
「太宰」

「なんだい?」

「避けろ」

「へ····」


どごおおん!!
「こんな所にいやがったか···クソ太宰いいいい!」

「もう!··っ、中也さん落ち着いて!」

ぎゅむ···★
むにゅ
「んがっ!?(やっ··やわい)」

「···やらかしたな」


ぴくっ
「・・・は」


ーーーーー·····



コッ··コッ··コッ···
「何で君は私の伴侶なのに」

たらたら
「······」


ピタッ
「中也なんかを抱きしめて落ち着かせてるの?」
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