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人間失格 -愛-
第3章 ほしいほしい
「君は私の伴侶」
「はぁ···そうですね、」
すんすん
「·····」
ぴっ
「太宰さん?!」
「君から好む匂いする」
ぎしっ···どさっ
「太宰さん!?···えっ?」
「静かにして」
「······っ」
太宰さんは私に覆いかぶさり、寝息を立てる
(寝てる····えっと···どうすれば)
私は起こさないように太宰さんの頭を撫でる
(ふわふわ、猫っ毛?)
(·····撫でられてる)
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