第3章 ほしいほしい
―――――·····
すっ
「どうかな?」
ぱあぁ
「····かわいい」
「良かった~銀ちゃんの綺麗な黒髪に何色が似合うかな?って探しましたが、何色でも似合いますね。銀ちゃんから見て何色が良かったですか?」
「私は····天音と同じ青がいい」
「ありがとう銀ちゃん」
パタン
コッコッコッ···
(二人とも喜んでくれて良かった···さて私も仕事に····)
ぐいっ
(戻ら····!)
「来て」
「どうしましたか?太宰さん」
「いいから、来て」
グイグイ···
パタン
「座って」
「失礼します··」
「違う」
指さした場所はベッド
「·····?!」
ちょこん
(何故···?しかも)
じー···
「········」
(すんごく見られてる)