第17章 焼き
天音と寝ると安心する
怖い夢を見なくてすむ
でもいつか天音は僕の所からいなくなるのかな?
ーーー···
「あっ。中也さんいいですか?」
くるっ
「あぁ」
「実は··ーー」
時間も経って僕は"私"になった
15歳の✿
未だに天音と寝てる
優しい手
声で歌を歌ってくれるから。
コッコッコッコッ
ぐい
「いつまで話してるの?」
「太宰さん、もう終わりましたよ」
ぽそっ
「····中也がいいんだ」
「?、太宰さん」
「お前···"✿✿"してるんだな」
かちん
「は?私がそんな✿✿とかしないし」
「人間らしい顔出来るじゃん。···わかった天音、伝えておくぜ」
「はい、よろしくお願いします」
コッコッコッコッ···
べっ
「馬鹿中也」