第12章 ちりん
すり
「何処か行こうとしたの?」
「あっ···ポストに手紙を···(ネコみたい)」
「探偵事務所に?」
「はい、報告ですが··(バレないように)」
「私も行くよ」
「!?、太宰さん今仕事じゃ···」
「仕事は織田作に頼んだ~。私は天音といたいのさ」
···きゅん
(不覚にもときめく)
「手紙出すだけですよ?」
にこにこ
「うん!手紙出したら喫茶店に行こうよ!森さんの異能が言うんだよね」
「?」
☆☆☆
コトッ
「ごゆっくりどうぞ」
ひらひら
「ありがとう」
(出された····パンケーキ··ふわふわしてる)
「さて食べよ!」
「は···はい(甘いの好きなのかな?)」
ぱくっ
「!」
「どう?」
ふにゃ
「とても柔らかくて美味しいです!」
ふっ
「天音も大分私の前で笑ってくれるようになったね」
「最初は怖かったですから···でも今は段々と太宰さんの事を色んな人から聞いてくるので慣れてきました!」
ぱくっ
「誰に聞いてくるの?(あまっ)」
「織田作さんです」
~★
「織田作····か···。」
「織田作さんと話をしていくと分かったんです。太宰さんは悪い人ではなく、本当は····」
かぁあ////
「も···もう、いいよ」