第12章 ちりん
すらすら
(社長··へ···)
私は自室で社長に手紙を書いている。
本来は探偵事務所にて報告しているんだが
太宰さんに
「えー天音は私のなんだから探偵事務所には手紙で報告すればいいでしょ?」
と言われた。
かたん
ぺたっ
(よし。出来た)
ガチャ
ぱたん
コッコッコッコッ···。
(屋敷を出てちょっと歩いた所にポストが···あ)
ぐいっ
「る···!」
ぎゅむ
「捕まえた♪何処かに行こうとしたのかい?」
「だっ···太宰さ····んっ」
チュッ···うぅ~~····ヌルゥ··チュッ、チュク
「んっ····ふぁ···///」
つー····。
「大分、私とのキスも慣れたかい?」
「いきなりは····///ダメ····です····(びっくりした)」