第8章 ごはん
ズッ····。
(全く後で敦くんに連絡しなきゃな。)
「何時も澁澤先生とこんな感じで食べるの?」
「まぁ···そうですね、何か疑問ありますか?」
「私もこんな風に誰かと一緒に食べたいな~」
「ん~····、ならば太宰先生もこの家で夕飯食べますか?朝ごはんはその帰りに渡しますから。あんな風にされたら敦くんもびっくりしますよ。」
がたん!
「いいのかい?!」
「問題ありませんよ。でも最初は太宰先生にも台所用品とか教えますから今日の夜お邪魔しますね」
「えっ··天音くんが私の家に?」
「とりあえず··台所用品を確認するだけですから」
「是非とも、私の家に住んでくれ給え!」
「!?(話が噛み合ってない)」