第2章 ※
「悪い…もう止められねぇ。」
「うん…。大丈夫だよ。」
リヴァイはリリーの頬を両手で包むように抑え、口内の奥深くまで舌を入れ込んだ。
暗い森の中で、リップ音だけが鳴り響く。
お互いの甘い唾液、溢れ出す白い吐息。
リリーの唇から垂れそうになる滴までをも、リヴァイは逃さない。
今までどれ程この肌に触れたいと思ったか。
リヴァイとリリーは、
これからする事を考えただけで、頭がおかしくなりそうになった。
「脱がせるぞ。」
「ん……。」
リリーの私服のボタンを外すと、真っ白い肌と十分に膨らんだ乳房がリヴァイの目に映り込む。
リヴァイはもうリリーの有無を問わず、その突起部分を口内に含んだ。
「んぁっ…。」
舌先で転がしながら、もう片方の乳房を指で刺激する。
ゾクゾクとした感覚に、リリーは抑制の効かない声が出てしまっていた。
「あぁっ…!」
「シー…。リリー、声抑えろ。」
「む、りだよ…。」
離れてはいるが、向こうではメンバーが暖を取っている。
こんな場所で行為を致さなければならない状況に、リヴァイは舌打ちした。
「お、にい…?」
「おい、もうその呼び方はやめろ。妙な心境になっちまうだろうが。」
「ふふっ…、じゃあリヴァイって呼べばい?」
「……あぁ。それがいい。」
「あッ…!」
リリーの突起を舌で転がしながら、スッと衣類越しから陰部を擦る。
素早く下衣を脱がせ、下着越しから秘部を擦るともう既にそこはしっとりと湿っていた。
「ん…そこ、ダメ…。」
「そう言ってる割にはしっかり濡れてんじゃねぇか。」
リヴァイはそう言うと、下着の中に手を滑らせた。
「…ぁッ!!」
割れ目に手を這わせ、ゆっくりとなぞるように擦る。
リリーは自身の袖を噛み、必死に声を殺した。
くちゅ…と卑猥音を立てているリリーの秘部に、リヴァイの欲は更に湧き上がる。
リヴァイは下着を脱がせると、後ろの木にリリーの体を重せ掛け、片足を持ち上げしゃがみ込んだ。
「え、ちょっ!」