第2章 桃城武
「あああっあ……きゃっ、、んぁ"…あ""あ"あ""!!!!!!!!」
彼に好きだと耳元で囁かれイってしまった。 ふー、ふーと息を整えてると頭を撫でられる。
「無理させちまったか、ごめんな 」
一応心配はしてくれるんだ…、てっきりいつもみたいにもう1回!とか言いそうなのに。
さり気ない優しさが胸にしみる。
「武ならいいよ、許してあげる」
そう言うと武が顔を赤くするのと陰茎が大きくなるのが見えた。……あれ、これって
「美咲 のせいなんだけど、責任取ってくれよ♡」
も、無理…… そう言ったところまでしか覚えてない。
「美咲起きたか?? 」
「ん…っ腰痛い 」
立ち上がろうとすると砕けるような痛みが股関節に響く。 彼がその様子を見て 支えてくれたから言いものの、暫くは生活に支障が出そうだ。
「……ごめん、激しくしすぎたみてーだ 」
結局4ラウンドまでしたらしい……、全然記憶ないけど。
反省の色が見られない。
目が眩みそうなほど眩しい笑顔を向けられ、許してしまおうかという自分がいることに 私は自分で驚いた。 こんなにも彼のことが好きなのか。
まるで病気みたいだ。
「無理って言ったじゃない!! 」
「ごめんって、でも 」
最高に可愛かった
そんなことで機嫌は直らないんだから。
そう言いながら顔が赤くなってるのはきっと気付かないだろう。
こんな姿を見れるのは自分だけだなんて嬉しいと そんなふうに思ってるのを知ってるのは桃城武だけ。
何度でも何度でもキミと幸せを感じたい。
互いにそう思った2人っきりのお泊まり会