第5章 犬が狼に変わる時※R18※
甘い声はミズキの欲情を煽り、互いに息が乱れて行く。
胸を弄られながら腰を撫でられると、舞美の下腹部にきゅんとした疼きが走った。
撫でられる度に、びくびくと震える腰。
下腹部に溜まっていく疼き。
まだ男を迎え入れたことの無い舞美にとって、それは未知の感覚であり恐怖の対象だった。
「ミズキくん...やっ...なんか、変...」
「黙ってろ...」
「んぁっ...」
再び熱い口づけが落とされる。
ジーッとジャージのファスナーを下ろしブラを押し上げられると、ついに小ぶりな胸がミズキ君の目に晒されてしまった。
「...嫌がってるわりに勃ってんじゃん」
薄いピンク色の乳首に貪りつく様子はまるで猛獣のようだった。
舌先でチロチロと舐められたかと思うと、軽く歯を立てたり吸い上げたり、逆に強く押し込んだりもしてきた。
ジュルジュルという胸に唾液が絡みつく音と敏感な部分を刺激される快感に、私は唇を噛んで堪えていた。
「やっ...!ぁん...んぅ...!」
手で口を塞いでも甘い声は漏れてしまう。