第37章 修行

「ッ！ああっ…だめ、イっちゃぅ…から…っ」

「構わない…イけ…」


耳元で囁きながら、指を潜り込ませ上下に擦り、もう一度突起をグリッと刺激してやると、荒い息を吐いた彼女がビクンと体を揺らしながら俺にしがみつき達した。

とろとろと溢れ出た蜜が俺の指に纏わりつき、快楽で蕩けた彼女の表情に俺の欲望が破裂しそうな程膨れ上がる。

草摺は付けていないがそれ以外はいつもの戦装束だ。紫の腰帯と赤い腰布を素早く解き、スラックスと下着の両方を一緒にずり下げる。

静かな部屋に衣擦れの音だけが響き渡ったことで、俺の欲が更に刺激され興奮が高まった。

再度彼女の上に圧し掛かり、足を開かせ素早くその間に入り込んだ。

いつもなら何度も善がらせ攻めたて啼かせてから彼女の中に入るが、既に蜜口は濡れそぼりひくひくと物欲しそうにしている。

──これなら傷付けることはないだろう。


「挿れるぞ…」


一言告げ、自身の昂ぶりをゆっくり彼女の中に埋めていく。


「ぁ、おっ…き…」

「…っ」


またもや煽る言葉を言われ雄の質量が増し、気持ちが良すぎて理性が吹き飛びそうになるのを目を瞑り何とかやり過ごす。