刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第37章 修行
暫く柔らかい膨らみと硬くなった頂を口と手で存分に堪能し、直ぐ側にベッドがあるというのにその場で彼女の背中に手を添え性急に押し倒した。
──国永の事だ
何かを察して面白がって戻ってくることも十分あり得る。そんな野暮な事はしないとは思うが用心に越したことはない。
じっくりゆっくりこいつの体を味わいたいのは山々だが、時間を掛けている余裕はないだろう。
それに、俺の近侍の週が終わってからは共に過ごす時間がめっきり減っていた。ましてや夜の時間なんて近侍が待機している状態でとれるはずもなく、こうして触れあうのも久方ぶりだ。
こうなってしまってはもう止まれなかった。
唇を重ねながら膨らみを揉みしだいていた手を移動させ、下着も通り越して直接触れた場所は、既に蜜を溢れさせているようでくち、と湿った音が耳に届く。
ぬるぬると指の腹で撫でながら蜜を絡ませ、小さな突起をコリッと撫でると更にとろりと蜜が溢れ出る。
「ふっ、あ、…んっ!」
ここを触ると強い快楽を生む、ということを俺はもう知っている…
卑猥な音を響かせるように転がし攻めたてながら、一際強く突起を押し込んだ。