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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第35章 お風呂での秘め事


只でさえ大倶利伽羅さんの低い声に弱い私だ。それもさっきまで彼によって散々溶かされて啼かされた身だというのに…そんなことされたら腰が砕けてしまう。


「え…あの…でも…」


今日一日色んな事があって少なからず体が疲れている。だけどどう返せばいいのか分からなくなってしまい、しどろもどろに答えているとひょいっと抱きかかえられそのままベッドの上に転がされてしまった。

そして直ぐ様大倶利伽羅さんが覆い被さってくる。


「え、ま…少し休ませっ…」

「無理だ…」


さっきしたばっかりなのに…?
せめて休憩してから…そう思ったのに、バスタオルを意図も簡単に剥ぎ取られ彼の手と口が身体中を這い回る。


「あ、ちょっと、待ってって言ってるのに、いやっん……あぁっ」

「諦めろ…それに、俺はえっちらしいからな」

「そ、れはっ、ふぁっ」


僅かに口角を持ち上げた大倶利伽羅さんが胸を揉み、指先が先端を弄り更には軽く引っ掻かれる。


「はッ……ああ、っ」


女の柔らかい肌に食い込む男の人のゴツゴツした手が、こんなにも厭らしくみえるなんて彼に抱かれるまでは知らなかった。


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