刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第35章 お風呂での秘め事
そして体がびくついてその度に鳴るパシャとお湯が跳ねる音と甘い嬌声が連動していて、それらの音に似つかわしくない綺麗なオルゴールの音が浴室を奏でていた。
「あっ……イっ……ちゃ、んぁああ!!」
二度目の絶頂を迎えたときには、荒い呼吸をしながらくたりと彼にもたれ掛かることしが出来なくなっていた。
まるで全力疾走した後のように体に力が入らない。
そんな中、噛みつかれるように何度も唇を重ねられ、その度にツンツン…と内腿に彼の大きく反り返った熱いそれが当たる。
二人共全裸だから直に感じるその感触が酷く生々しくて、胸の奥が疼いてやまない。
口付けをされながら、彼の手がぐっと太腿を掴み割り裂いて、秘裂にくちゅりと硬いそれが宛がわれた。そしてぐぷんと簡単に先端が入り込んでくる。
「ふぁっ……ぁっ、」
奥深くに入ってくるであろうそれに、今から与えられるであろう快楽を期待して胸がキュンキュン高鳴る。
でも、ツプリと入ったそれがちゅぽんと抜け出ていき、またつぷんと入り込みを繰り返す。
時に先走りをすり付けるように秘芯を擦られて、またつぷんと入っては出ていく。
「っ、伽…羅ちゃんっ」
「なんだ…」