第35章 お風呂での秘め事

「もう落ちてる…それにこれくらい平気だ…」

「やっ、平気じゃなっ、ひっ」


ちゅぱちゅぱと秘裂を覆っている手を舌で舐められ、ねっとりとそけい部にも舌が這う。その度に体が跳ねてぞくぞくとお腹や胸の辺りが熱くなってくる。


「やめ、あっ……んっ」

「…苦い」

「っ！だからダメってっ…っ」


泡なんて舐めるもんじゃないし苦いに決まってる…
だからダメって言ってるのに…

それなのに手の隙間からその先へと舌先が侵入しようと割り入ってくる。

いやいやと首を振りながら掌に力を込めて必死に抵抗していると、大倶利伽羅さんは不満げにこちらを見上げた。


「ダメっ」

「嫌だ」

「っい、嫌って言われても…そ、それだけは勘弁して下さいっ…」

「…」


まだ諦めてくれていないのか膝裏を掴んでいる大倶利伽羅さんの手に力が入り、慌てて懇願する。


「伽羅ちゃんっ…やだよ…お、お願い」

「…どうしても、か」

「どうしてもっっ、む、無理…汚いよっ…やなのっ…」


両手で隠しながら足も閉じようと力をいれるも、大倶利伽羅さんの手が膝裏を抑えたままなので閉じられなかった。そんな状況に泣きそうになっていると、「…わかった」と言われてやっと足も解放された。