第9章 ハプニング

「お風呂の脱衣場に鍵つけようね。今までなかったのがおかしかったんだよ、ごめんね主ちゃん」

「そうだね、鍵、是非よろしくお願いします」

「明日にでも買ってきて長谷部くんにつけてもらうからね！さ、主ちゃん、風邪引いたら大変だからもう寝よう」

「あ！光忠、買い物行くとき一緒に行きたいっ！」

「勿論いいよ、何か買いたいものでもあるのかい？」

「ちょっと気分転換…」

「あぁ～なるほどね」

「伽羅～行くぞーー」


貞ちゃんが大倶利伽羅さんを揺さぶるも起きない。
仕方ないなぁと、眠ってる大倶利伽羅さんを無理やり私からひっぺがし、光忠が担ぎ上げた。

さすが刀剣男士！軽々と持ち上げて凄いなぁ。戦場に出て刀を振るってるだけあるよね。


「おやすみなさい」

「おう！おやすみ主」

「おやすみ、主ちゃん。伽羅ちゃんが悪かったね」


光忠の横でヒラヒラと貞ちゃんが手を振っている。

さて、私も寝よう…

明日は休日だし買い物行って、それから短刀ちゃん達と沢山遊んで気分転換しよう！それにしても今日は色んな事があったな…と考えている内に眠くなり、いつの間にか眠りについていた。