刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第8章 審神者会議&病院へ
広間について厨で昼食を受けとり、一期さんと共に席についた。(席は特に決まっていなくて、来た順番に自由に座っている)
今日のお昼は、親子丼と大根サラダとあさりのお味噌汁で、歌仙の作ってくれた親子丼は卵がふわふわしていてとても美味しそう!
皆座って、それではいただきますと挨拶をして食べていたら、隣に来た次郎ちゃんに話しかけられた。
「アンタ、もう具合はいいのかい?」
「うん!さっきこんのすけから結果知らせてもらって。異常なしだったよ!」
「そうかい!!それは良かったじゃないか!皆心配してたからね」
「心配かけて本当にごめん」
「それじゃ快気祝いとするかい。よぉ~し!今夜は祝杯だ~!!」
飲んべえの次郎ちゃんは何かにつけて宴を開きたがる。最近は暫く忙しくて宴を開けてなかった。かといって今夜はさすがに急すぎるので、明日開くことにしてもらった。
「明日は早めに仕事終わらせなきゃね!」
「無理しないどくれよ?アタシらは、アンタが元気で笑ってくれてるだけで十分なんだからさっ」
「ありがとう…皆が優しくて幸せすぎる…」
「おおげさだねぇ~」
美味しい親子丼を食べながら幸せを噛み締めていると、次郎ちゃんは笑いながら私の背中をポンッと叩いた。