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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第7章 体調不良


審神者に就任してからかれこれ2年が経とうとしていて、刀も40振り近くになり本丸も賑やかになった頃…

特殊任務が重なり、皆バタバタと忙しい日々が続いていた。
やっと落ち着いた頃には疲れがかなり溜まっていて…

元々あまり体を壊さない方なのでそれ程気にしていなかったけど、睡眠不足も重なってしまったせいか、なんだか体が重たくて調子が悪い。

それに、一週間前に生理が終わったのにここのところ出血が続いている。皆に心配かけるのが嫌なのと、男所帯だから言いにくいのもありその内止まるだろうとお腹の痛みを我慢しながら過ごしていた。

あと数日で本丸の休日に入るのでそれまでの辛抱だと思い執務をこなす。

休日にゆっくり寝ればきっと良くなるはず。もしかしたら周期が狂っただけで生理なのかもしれない…

もし止まらなかったら病院に行こう。

今週の近侍は大倶利伽羅さんだったので、他人に興味を示さない彼なら過保護な光忠や長谷部と違って、うまくやり過ごせるだろうと安心していた。

ところが仕事中に一度、あんた具合でも悪いのか?と聞かれてしまい、寝不足なだけですと慌てて誤魔化すことに。

体調悪そうに見えたならもう少し気を付けないと…


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