• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第24章 万屋デート


兼さん達ととりとめもない話をしながら一緒に美味しいプリンを食べて、至福の時間を過ごした後、貞ちゃんに早速髪留めについて問いただされ、とても気恥ずかしい思いをした…。

その後、全然空いていないお腹に無理やり夕餉を詰め込んで、お腹をさすりながら貞ちゃんと歩いていたら途中で長谷部からもお菓子を渡された。

長谷部から渡されたのはパステルカラーの綺麗な金平糖。

お礼を言って受け取ると、長谷部は誉れ桜を大量生産し、嬉しそうに桜を撒き散らしながら部屋に戻っていった。長谷部のそんな姿に心が温まる。


「あんた、洒落た飾りつけてるじゃないか~」


突然後ろから次郎ちゃんに話しかけられた。


「この色合い…全く独占欲の強い竜だねぇ」

「えっ」

「誰からの贈り物か検討がつくよ!」

「わかっちゃう…?」

「まあ、関係を知らないやつはそれほど気にもしないだろうけどさ。それにしても幸せそうな顔しちゃって!」


その後言うまでもなく次郎ちゃんに散々からかわれた…

更に光忠には「伽羅ちゃんからかな?」と聞かれ、鶴丸に至っては「伽羅坊も存外独占欲が強いな…」から始まり、長々と冷やかされる羽目になったのだった…


/ 1260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp